妊娠・出産
産前産後のメンタルヘルス
産前・産後にはどんな変化があるの?
- ホルモン分泌の急激な変化⇒産前産後は女性ホルモンのバランスが大きく変わります。この変化に心と体がついていけないと、不調を感じてしまいます。
- 生活リズムが赤ちゃん中心に⇒産後は赤ちゃん中心の生活になります。昼夜問わない授乳でどうしても睡眠不足になりますし、慣れないお世話や初めての事ばかりで、疲れがたまってしまうことも多いです。
- 本能の芽生え⇒赤ちゃんを守るために、ピリピリしたり、感情的になったり、知らないうちに緊張を感じています。それは、母親としての感情や自覚の表れで。悪い変化ではありません。
✿ご家族へ✿
妊娠中は赤ちゃんを守り、出産に適応するために、産後は赤ちゃんを元気に育てるために、女性の体は
いろいろな変化をします。環境も変化するので、心も揺れやすくなります。
この心の揺れが激しくなることをマタニティブルーズといいます。決して珍しいことではありません。
どうしても赤ちゃんに気持ちが行ってしまう時期ですが、ママの心や体のことも気にかけてください。
辛い・・・しんどい・・・こんな時どうしたらいい?
- 話を聞いてくれる人を見つける!
- 子育て世代包括支援センターや近くの保健センターに相談してみる!
- 心配しすぎず、のんびり過ごそう!:赤ちゃんのお世話や新しい生活や環境に慣れていくうちに自然に解消していくこともあります。リラックスできる時間を作ったり、少しまとめて睡眠をとったりできるよう、パパに協力してもらうのも大事です。
- 妊娠中から、産後の生活をイメージしておくといいでしょう!知っているだけでも安心できることもあります。
「産後うつ」について
マタニティブルーズが一時的なものであるのに対して、産後うつは長引いたり症状が深刻になる心の病気です。
早めに受診することで、回復も早くなるので、不安定な状態が続くときには、子育て世代包括支援センターやクリニックなどに相談してみましょう。
✿ママへ✿
パパにも産後うつがあるのを知っていますか?
パパも赤ちゃんが生まれて責任感を感じたり、仕事の負担は変わらず家庭での役割が増えたり、育児の知識が足りなかったり・・・いろいろなことが重なって、不調になる人もいます。
もし、パパがいつも違うと感じたときには、そのままにせず、子育て世代包括支援センターに相談してください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせはこども家庭センターです。
小川保健相談センター 〒311-3423 小美玉市小川2番地1
電話番号:0299-56-7720(母子保健係)、0299-56-6640(こども相談係)
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- 2024年4月1日
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